オスグッドへの施術 大和接骨院の取り組みのご紹介

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オスグッドへの施術 大和接骨院の取り組みのご紹介

2012年8月 5日(日曜日) テーマ:オスグッドでお困りの方へ

岩手県北上市の大和接骨院は平成4年の開業以来

20年以上にもわたり、地域の皆様の健康と安心のために

従事してまいりました。


今日は、そんな大和接骨院が成長期のお子さん達が

数多く悩まされるオスグッドについて、

当院の考え方や施術の方法について

簡単にわかりやすくご紹介させて頂きたいと思います。

オスグッドって何?

通称として「オスグッド」と呼ばれる
膝の皿の下あたりでの痛みです。

正式名称は「オスグッドシュラッター症」という
骨端症のひとつです。


成長期の子供たちには「骨端線」という
部分があります。

骨が縦に伸びるとき骨の真ん中辺りは伸びません。
骨の上下の端の部分が「伸びシロ」としてあり、
その部分が伸びていきます。
その部分は総じて、他の部分に比べ柔らかく
損傷しやすく、痛みやすい場所でもあります。

オスグッドの多くは、小学生高学年から中学生までの
間に見られ、「成長痛」の代表格でありました。


太ももの筋肉の収縮力によって、その筋肉の付着部分が
引き離され、重症のものでは膝の皿の下が盛り上がるものも
あります。


運動を休むように指導され、2週間が経ち、
一ヶ月が経ち、それでも治らない。
ということがたまにあります。


また、練習を休んでいるときは症状が
落ち着いているが、練習を再開するとすぐに
再発をしてしまう。そんなケースもすくなくありません。

痛みの強いときはもちろん練習を休むことも必要ですが、
それだけではなく、きちんとした体の改善を図ることが
必要です。


オスグッドの改善方法 ストレッチ編


まずは、自分で出来ることから始めましょう。
オスグッドの原因として太ももの前後ろの筋肉の異常緊張
があります。

太ももやふくらはぎ、お尻の筋肉のストレッチをしてみましょう!
ただし、オスグッドになりたての時は、太ももの
前側のストレッチで患部に痛みを伴う場合があります。


<太ももの裏のストレッチ>
hamustringus strech.jpg


<ふくらはぎのストレッチ>
katai strech.jpg

そのときは、症状を悪化させる可能性があるので、
太ももの前側のストレッチは控えましょう。

ここでポイントになるのは、太ももだけでなく
ふくらはぎやお尻のストレッチも行うことです。


これらの複数の筋肉のうち、どの筋肉が原因で
オスグッドが発生するかは、その人によって違います。


フォームをチェックしてみよう!


その次に、立ったままどちらか一方の足を
前に出して膝を曲げ伸ばししてみて
膝のお皿が内側に入っていないか鏡を見ながら
フォームをチェックしてみましょう!


膝が内側に入るいわゆる「KNEE IN TOE OUT」は
オスグッドだけでなく、膝の靭帯や軟骨の損傷に
繋がる悪いフォームですので、十分にチェックしてみましょう。

自分では良く分からないときには、親やコーチの方に
お願いしてチェックしてみましょう!

この「KNEE IN TOE OUT」がある場合、
このフォームを修正しないと何度でも再発を
繰り返す可能性があります。


何度治療しても再発を繰り返してしまう人は
このフォームのチェックをしてみましょう!


これらの自分でのケアをやってみても症状が
改善されない場合には、専門の医療機関を受診することを
お勧めいたします。

シンスプリントと同様に、体幹の回旋障害が起きている場合が
あります。
その場合、体幹の回旋を取り除かないと症状が改善されない
ケースがあります。
それは、自分でのケアでは少し難しいと思われますので
専門の医療機関を受診しましょう。



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