私が考える、これからの柔道整復師に求められるもの
2021年2月15日(月曜日)
父親が開院した大和接骨院で働かせてもらって、
多くの患者さんとのご縁を頂きました。
その方々とのご縁の中で、
「骨にも、筋肉にも、靱帯にも異常は無いですよ。」
と言われて、当院にいらっしゃる方々がいます。
患者さんは、自分の痛みの原因がどこにあるのか
知りたいと思いますよね?
「どこにも異常は無い。」
と言われたときに、患者さんは安心するでしょうか?
「どこにも異常が無いのに、こんなに痛いの?」
と不安になるのではないでしょうか?
接骨院の本業は、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの
外傷(ケガ)の処置になります。
しかし、それらに該当しない痛みで困っている方も
いるのです。
そういう方々が当院に来院されたときに
皆、一様に口を揃えて言われる言葉があります。
「どこに行って良いかわからなくて・・・。」
この言葉は、患者さん達が行き場をなくして困っています。
という信号だと思います。
「骨にも、筋肉にも、靱帯にも異常が無くても
体が重心のバランスを保てなくなって
体のどこかに痛みが出るケースがあります。」
というお話しをさせて頂きます。
誤解されては困りますが、
私が何でも出来るというお話しをしているわけではありません。
私に出来ないこともたくさんあります。
ただ、「どこにも異常は無い」と言われて困っている人たちの
お手伝いが出来ればと考えております。
体が重心のバランスを崩して痛みを出す場合、
痛みが出る部位を押しても、叩いても痛みは出ませんが、
動くと痛かったり、しばらく運動を繰り返すと痛かったりします。
そういうなんだかわからなくて困っている人たちが
世の中にたくさんいることも知っています。
「どこに行ったら良いかわからない。」と困っている人たちの
お手伝いが出来れば幸いだなと考えております。
関連記事
私が考える、これからの柔道整復師に求められるもの
2021年2月15日(月曜日)
大和接骨院の問診が長い理由
2021年2月 8日(月曜日)
「どこにも異常は無いですよ」と言われた人達のために
2020年12月29日(火曜日)