シンスプリントの施術に対する大和接骨院の取り組み紹介

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シンスプリントの施術に対する大和接骨院の取り組み紹介

2012年5月27日(日曜日) テーマ:症状別の施術方針案内


北上市にもスポーツの盛んな学校が数多くありますが

陸上選手やサッカー選手、バスケットや野球選手にも

みられる症状でよく走る競技に多いケガです。

大和接骨院にも、春から夏にかけて多く来院される

症状です。

中学や高校入学後まもなくの練習量が増えた時期に

みられますが、それ以外にも繰り返し発生したり

長期間に渡って悩まされる選手も多いです。

今日は、このシンスプリントについて

大和接骨院のシンスプリントに関する考え方や

施術の方法など簡単にわかりやすく

ご紹介させて頂きたいと思います。

シンスプリント

シンスプリントとは、脛(すね)の骨の多くは内側で 痛みを訴えるもので、同じ動作が繰り返し行われることに よって生じる症状だといわれています。 すねの骨の骨膜の炎症で、悪化させると歩行まで満足に 出来なくなり、疲労骨折へと移行していきます。

厳しい練習を積み重ねなければいけないトップアスリートに
とって練習量が制限されるケースが多く、多くのトップアスリート達を
悩ませるケガです。

症状の強さ、痛む時期などによっていくつかのステ―ジに
別れますが、初期の痛みが激痛でないことから
放って置かれることもしばしばです。

シンスプリントを引き起こす原因となるいくつかの筋肉
の硬さが原因である場合、この筋肉の硬さがとれれば
早期のスポ―ツ復帰が可能ですが、こちらは
ケ―スとしては少ないように思います。

また、一般的なトレ―ナ―の本に書かれている
膝が内側に入って、つま先が外を向く
いわゆる「KNEE IN TOE OUT」も
原因の一つとして考えられますが、
これがみられる時は、フォームのチェック
が必要です。

また、意外と多いのが高校入学後に盛んに
行われるウエイトトレーニングでKNEE IN
TOE OUTが強調され、シンスプリント
になったりもします。


筋肉の働きも筋力検査で異常がなく、フォームにも
KNEE IN TOE OUTが見られない場合、
問題は複雑になってきます。

痛みのステージ分類にも当てはまらず
「夕方になると痛みが強い」というケ-スが
あります。

この場合、継続して加わる負荷を考えると体幹の
回旋障害が関係している場合があります。


非常にミクロな話ですが
これなら、夕方になると強くなる痛みの
説明がつきます。

大和接骨院では、患部に対する治療は勿論のこと、
KNEE IN TOE OUTなどのフォームのチェックや
体幹部に回旋障害が無いかのチェックも行います。

体幹部に回旋障害が見られる場合には、これを除き
さらに体幹部のトレーニング指導も行います。


それは患部の治療だけでは再発する可能性が高く、
また別メニューでのトレーニングを選手に与えることで
練習に参加できない選手たちの不安を緩和すること
が出来ると考えるからです。

中学や高校、大学のアスリート達には治療に要する時間が
無い場合が多いです。

ただの治療でなく、
「トレーニングしながら治っていく。」とか、
「ケガはしたけれど、そのおかげで今までに無かった
体の知識を手に入れた。」
という感覚を選手たちがもってくれると、
「このケガも、ケガに要した時間も無駄ではなかった。」
というプラスの感情を持ってもらえるように思います。

監督や医療者に言われるまでもなく、
ケガをして一番悔しいのはアスリート自身です。

シンスプリントの治療を受けられた方々へ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シンスプリントの治療について、このホームページでご案内してから
ずいぶん遠方から治療に来て頂くことが増えました。

どなたも、この治療に関する私の考え方に共感していただけた
方々です。
当然、期待を裏切らないように気合も入ります。
近所の皆さんにももちろんいつも気合は入っておりますが。

一人は、大船渡から一時間半もかけて北上にまで治療に
来てくれた中学生。

また、一人は陸前高田からやはり、一時間半かけて来て頂いた高校生。
しかも、冬の時期に。
北上の雪の多さに驚きましたでしょう?

治療に来てくれた大船渡の中学生と高田の高校生。
その後、痛みは無いですか?
君たちのことだよ。

痛みが無くなれば、このページも見ないか?
それはそれでいいか?


それから、シンスプリントで新しい発生要因がありましたので
記事を追加しました。
先日、ご来院頂いた高校生。11月から痛みが繰り返されて
競技を休むと、痛みは治まるが、競技を再開すると
また痛みが出てくるという相談でした。

初めてのご来院時は1月で、患部に腫れが大きく出ていました。

3回目の治療の時に一つの異変に気が付きました。
大きかった腫れはほぼ無くなっていましたが、
患部の近くのふくらはぎに大きな筋肉のかたまりがあるのに
気づきました。
その子に肉離れをしたことが無いかと聞いてみると
10月に肉離れをしたといいました。しかし、その時は
特別な治療もしなかったそうです。
そして、走り出すと筋肉に痛みがあったが筋肉痛かと
思っていたそうです。

そこで、ピンときました!
ふくらはぎの筋肉の肉離れが治っていないのではないか?
そのせいで、シンスプリントと関係の深い筋肉に
高度な負荷がかかってシンスプリントを引き起こすのでは
ないか?
だから、競技を休めば症状が落ち着くが、競技を再開すると
その日のうちに症状が再発するのではないか?と。


そこで、この肉離れをしっかりと治さなければ再発の
可能性があることを選手とお母さんにしっかりと説明し、
肉離れの治療に入りました。


治療終了後、一ヶ月近く経ちますが再発した様子はないようです。

選手の皆さん。肉離れはしっかり治しましょう!
それが原因でシンスプリントにつながるとは
いい勉強になりました。

選手の皆さんへ
スポーツは笑顔でやることが大事だよ!
厳しく、つらい練習を笑顔で!
キャッチャー!君のことだよ!



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