「ぎっくり腰を治したい!」という方へ 椎間板由来のぎっくり腰

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「ぎっくり腰を治したい!」という方へ 椎間板由来のぎっくり腰

2016年2月 2日(火曜日) テーマ:症状別の施術方針案内

ぎっくり腰には様々なタイプがあります。

今回は、椎間板に由来するぎっくり腰について考えてみます。

「椎間板」とは、人間の体を構成する背骨(医学的には脊柱)の

骨と骨の間にある繊維軟骨組織のことです。

この椎間板が何らかの原因によって炎症を起こし、

痛みを訴える場合があります。


これが椎間板由来のぎっくり腰になります。


椎間板は、内側にある髄核と、それを囲む線維軟骨(繊維輪)からなります。

線維軟骨の部分はドーナツ状に存在していて、

その繊維軟骨の中心の部分に髄核はゼリー状で存在します。


この椎間板が何らかの圧力によって

前方または背面に移動し本来の位置から逸脱すると、

椎間板の近くに位置する神経に圧力をかける可能性があります。

これが、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアの原因となります。


「ヘルニア」とは、「飛び出す」という意味で、

繊維輪に囲まれた髄核が、繊維輪を突き抜けて

飛び出したことによって神経を障害して

神経症状を引き起こすものを「ヘルニア」といいます。

話が脱線しました。


この椎間板由来のぎっくり腰でも

側湾(体が曲がってしまうこと)が起こります。

そして、椎間板由来の側湾(体の曲がり)で

特徴的なのが、曲がった体を力づくでまっすぐにしようとすると

激痛が出るということです。


この時もまた、無理なマッサージは禁物です。

痛みが悪化する場合があります。

椎間板の炎症により、曲がった体を

「支えるために」固くなっている筋肉を

柔らかくすることで、

余計に体の曲がりが大きくなることが起こりえます。

やはり、十分な問診と視診、そして触診によって

正しくぎっくり腰の原因が評価されなければ、

患者さんに納得していただける施術は出来ないと

大和接骨院では考えております。



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