重心バランス軸が崩れることによって足が痛くなるケース
2016年10月31日(月曜日)
足や膝や腰など痛みを訴えて医療機関に
行ってみると、
「扁平足が原因ですね。」
と言われるときがあります。
「あー、そうなんだー。
扁平足が原因なんだー。」
となったとしても、
「それで、どうすればいいの?」
とそこから先が具体的な処置がなく
困っていらっしゃる方が
結構沢山います。
大和接骨院では、そんな場合、
インソール(靴の中敷き・足底板)を
使って、症状の改善を目指しています。
まずは、しっかりとした患者さんの
足の状態を把握するために
しっかりとした評価器具を使います。
それが、こちらです⇓
まずは、こちらに患者さんに乗って頂きます。
すると、標準的なアーチ(土踏まず)ですと、
こんな感じに足形がマークされます。⇓
黄色の丸の部分をご覧頂くと
土踏まずの部分がしっかりと
浮いている状態がみて分かります。
それに対して、
ローアーチ(いわゆる、扁平足)の場合、
このように足形がマークされます。⇓
こちらの黄色の丸の部分をご覧頂くと
土踏まずがなくなってしまっているのが
よくわかります。
このタイプの足形の方は、
アーチのたわみに弾力性がなく、
体の内側方向に体重が掛かる
オーバープロネーション(過回内)があります。
アーチのたわみと同時に、脛骨が内転する動きに
不具合がでて、
シンスプリント、足底腱膜炎になりやすい
傾向があると言われています。
踏み出しのリリース時に親指まで
体重移動が出来ず、
母指球でリリースしてしまうため、
母指球に大きな負担が掛かるのもこの足の
特徴です。
日本人の競技者の32%がこのタイプであると
言われています。
こんな場合に、当院では
ローアーチ用のインソールを使います。⇓
ご覧頂くとわかりますが、
土踏まずの部分が盛り上がっていて
アーチを下から支えてくれる構造になっています。
この下からの支えによって、
ふくらはぎの筋肉の緊張が緩和されることが
期待されます。
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