「最強のアスリート」の条件

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「最強のアスリート」の条件

2013年8月18日(日曜日) テーマ:セルフメンテナンス

「アスリートはネガティブでなければいけない」と

いうブログ記事を書きましたが、今回は

その続編です。

ネガティブであればこそ、

ものすごい集中力を発揮できるのだと思います。


イメージとしては、風船の出口がものすごく狭くて

そこからとてつもない勢いで風は吹き出る感じです。


出口が広くては、「そよ風」になってしまいます。

それではトップアスリートとは言えません。


出口は狭くなり、周りの声は聞こえなくなり、

ゴールやバーしか見えなくなるぐらいでないと

人並み外れた記録を出すのは難しいでしょう。

しかし、競技の時はネガティブでいいんですが

競技が終わってもネガティブから脱しきれないでいる

選手が多いことは意外と知られていません。


「ネガティブから脱しきれない」とはどういうことか?


それは、「疲れが抜けない」という表現で

選手の口から出てくることがあります。

指導者の方々はこの言葉が出たら要注意です。

「疲れが抜けない」のは、競技が終わっても

スイッチが「OFF」になっていないのです。

スイッチがONのままですから、当然疲れは抜けません。

一流のアスリートになると「夜も眠れない」という

人さえいます。


こういった選手達は、中学や高校で活躍しても

大学でパッタリ成長が止まるなんてこともあります。


そこで、最強のアスリートの条件は

「ネガティブとポジティブを自在に操れる人間」

だと私は考えます。


言い換えれば

「集中力をいつでも高められる人間」であり、

また、

「集中力をいつでも解除できる人間」であると考えます。


世界記録保持者のウサイン・ボルト氏を見てください!


走る前は獣のようになっています。

しかし、レース後、何日か経って


雑誌やテレビのインタビューに答えるときの

ウサイン・ボルト氏は帽子を斜めにかぶり

まるで「ジェロか?」と突っ込みたくなるような

出で立ちと明るさです。


では、どうすればそんな訓練が出来るのか?

わかりやすくするために「集中力を解除する」

という表現をしましたが、

集中力をゼロにする訳ではなくて

「色々なところに集中する」とか

「競技以外に集中する何かをもつ」といえば

わかりやすいでしょうか?

つまり、集中するとは「意識を集める」わけですから

リラックスするとは「意識を分散する」ことなんです。

世界陸上なんかを見ていても、

選手達が競技の間に上着を着たり

シューズを履き替えたりしていますよね?


あれは短い競技時間の間にすら

スイッチのONとOFFを作ろうとしているのだと

私は見ています。

岩手県のアスリートの皆さんもそこを

意識して取り組んでみてください。

関連記事で「本当のリラックスとは?」
も読んでみて下さい。



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